進撃の巨人

【進撃の巨人】第2話「その日」 概要

この「その日」のエピソードはシリーズ初期に位置しており、物語の重要な土台となっています。

このエピソードでは、人類にとって恐怖の象徴である巨人による襲撃、主人公エレンの復讐心の始まり、そして人類が巨人に対していかに無力であるのかが鮮明に描かれています。

その絶望の中から僅かな希望を見出そうとする彼らの姿に、視聴者は強い感銘を受けることになるでしょう。

あらすじ

シガンシナ地区を襲った巨人は、そこで生活していた人々の日常を一変させた。
悲鳴と怒号が飛び交うなか、我先にと逃げる人々をおもむろにつまみあげ、次々に口の中へと放り込んでいく巨人の姿は、人類はただのエサに過ぎないことを実感させるのに十分だった。目の前に いた母を救えず、己の無力さを痛感したエレンは、巨人への憎しみを募らせる。「あいつらを駆逐してやる……この世から……一匹、残らず!」

ストーリー

この「その日」のエピソードは、巨人がシガンシナ地区に侵入した直後のシーンから始まり、人類の絶望的な状況と巨人という未知の脅威が鮮明に描かれています。

ハンネスという衛兵隊の隊長のおかげで安全な場所へと逃れられたエレンとミカサは、自分たちが暮らしていたシガンシナ地区が巨人の手によって陥落し、多くの人々が命を落としたことを知ります。

「あいつらを駆逐してやる……この世から……一匹、残らず!」
この悲劇的な出来事によりエレンは巨人に対する復讐を誓い、巨人と戦う力を自らが持ち、絶滅させることを決意します。

その後、エレン、ミカサ、アルミンの3人をはじめとしたシガンシナ地区の住民たちは、壁の内側へと避難し、そこで食料難や住居不足に直面し社会の不安定さを痛感します。
この経験が、人類が直面する絶望的な状況の深刻さ、子どもである自分たちが如何に無力であるかを痛感させ、彼らが訓練兵に志願する一つのきっかけともなります。

その後、エレン、ミカサ、アルミンの3人が訓練兵として歩み始めた姿が描かれます。

見どころ

この「その日」のエピソードで触れることができる見どころをいくつかご紹介します。他にも多くの見どころが散りばめられていますので、ぜひ自ら視聴して感じ取ってみてください。

エレンの強い決意

巨人を一匹残らず駆逐するという、エレンの心の奥底から言葉となって溢れ出た言葉を発するシーンは外せません。

巨人の圧倒的な恐怖

逃げ惑う民衆を食料として楽しみながら暴れまわり巨人の姿は、第1話よりさらに恐ろしく描写されています。

巨人が人間にとってどれほどの脅威であるかを視聴者にも改めて認識させてくれるシーンです。

訓練兵団としてその先へ・・・

この「その日」のエピソードは、最後に訓練兵団として入団したエレン、ミカサ、アルミンの3人の姿が描かれています。

この場面は物語の次なるステージへの布石となる非常に重要なシーンです。新たな登場人物との出会いを予感させてくれます。